生きてきた道❶↓http://nizinonecco.hateblo.jp/entry/2017/06/06/143336
そうしてそうやって22歳の時に友達の支えがあって東京に身を移すことに成功しました。
その人は小さな社宅に私の身を受け入れてくれました。私は宅急便で送った二つの段ボールと大きなボストンバッグひとつと何故かエレキギターを手に(今では黒歴史)、
新しい世界へ飛び込んだのでした。
あれは春。初めて上野で桜並木を歩きました。花びらが激しく風に舞って、まるで吹雪のようでした。
東京は全てが新しく刺激的でした。
仕事は、選ばなければ困ることはありませんでした。
私は地元で二年近く保険会社の外交員をやっていたので、会計ソフトを扱っている大手企業の派遣社員として新規飛び込みの営業を始めました。
私の出身は北海道の田舎なもんで東京の
時給の良さにびっくりしたのを覚えています。
夜は飲み屋でカラオケを歌ったり、お酒を飲んだりしてとにかくお金を稼ぐことに必死でした。
その頃地元でもお世話になっていたご夫婦(東京在住)から、コーチングの発展コースを進められます。
そのご夫婦は東京を中心に全国をまわってコーチングのセミナーを開催していらっしゃる方々で、主に学校の先生とか企業の営業のグループのコミュニケーションをアクティブにさせたり、そんなセッションを考えている方々でした。
《コーチングって結局なんなの？って思うかもしれませんが、コーチングって
カウンセリング(話を聞いて相談に乗る)ティーチング(知っている知識を相手に教えること)コンサルティング(事例から具体的なアドバイスをする)
って感じなのですが、コーチングはその人の内側にある物から全てを引き出して問題に対しての対応力をつけるってのが近いかもしれませんね。
自分のポテンシャルを知り、問題の解決を自分で出来るようになることや、そうすることで人に対しても同じ目線で関わることができるようになっていきます。
関わる人の成長した姿が見えるようになる、というか…
説明難しい。汗
コーチも色々でその人の本質に還り、その特性を活かして行くというのがひとつの目的となってきます。》
とりあえず東京に来てすぐにそのご夫婦が開催する半年間の発展コースを受けることに決まりました。
あの頃の私はお金がなくて、ただやる気と若さに満ち溢れていたと思います。
そんな私に、受講料は後から分割でいいよ、と早く受講させてくださいました。
これから私の激動の日々と、同時進行でコーチングの勉強が始まります。
❻に続くよ。(^_^)
