ハローおはよう。
眠たすぎるのに早く目が覚めてしまいました。ここはニューヨーク。
ついに来たんです！
この地を旅の最後の地と決めたのは、私が若い頃、そうだな、高校生から大学生ぐらいの時に漠然と憧れていた街だからなんですよね。
あの頃ミュージカル俳優やミュージシャンに憧れていてね、、そんな私は1番大好きな部分を1番最後まで楽しみにとっておくタイプ。ショートケーキのいちごとかね。
まだ街の写真がないけど、今日は何も考えずにニューヨークの街をぶらぶらしてみようかな。
今日から9日間このホテルにお世話になります。
さてさて、パトリシアに会いに行きました。その前にセドナの石屋さんでパワーストーンなど何点か購入してね、あとペンギュラムとなんとなく新しいタロットカードも購入した。
ネイティブインディアンのビジョンクエストタロットカード。
日本に帰ってまたリーディングするの楽しみ！
時間よりちょっと早めについたら、装飾された小さなプレハブ小屋のような可愛らしいお家からパトリシアが出てきた。
「はるか、ようこそ。
ナイスなジーパンだね！」
何故かジーパンを褒められる。
柔らかな雰囲気の気さくな女性である。
「はるか、もし眠くなったら眠ってもいいですよ。問題ありません。」
中に入って早速施術がはじまった。
パトリシアはアロマオイルを使ってマッサージするように私にエネルギーを送る。
時折何か空間と話しているようだった。
私はうつ伏せになりながら静かにパトリシアのエネルギーを感じていた。
しっかしね、パトリシアのヒーリングはあのメールのやり取りの時に始まっていたんだと思うんだよね。
わたしもそうだけど、大体ヒーリングやリーディングのご依頼メールを読んだとこらへんからエネルギーが飛んでいってしまったりするんだよ。
意思が動くというのかね。
繋がっていくというか。
だから強い力を持ったヒーラーさんもメールや物や何かちょっとでも繋がると、エネルギーが飛んでいくんだと思う。
準備に入るというかね。
さて、1時間くらいだったのかな。
最後は仰向けになって、彼女のヒーリングを受け取る。宇宙と彼女に感謝をしてたくさん受け取って、たくさん与えてきた彼女に私からも愛のエネルギーをあげる。
施術の最後に、彼女は私に手で器をつくらせ、エネルギーのボールをプレゼントしてくれた。
「はるか、あなたにエネルギーのボールをプレゼントします。
このエネルギーのボールはなくならない。ずっと使えるの、どんなエネルギーか感じますか？
あなたはあなたの身体をこのエネルギーボールを使って癒してください。」
そんなようなことを言われたかな？
私は思わぬプレゼントを貰えてかなりラッキー！って思った！
えええー？？いいの？ほんと？
多分普通はこんなことないんじゃないかな？？
これはエネルギーの伝授だと思った。
全てのヒーリングが終わり、私は服に着替え、パトリシアとつたない英語で会話をした。
うまく伝えられなかったけど、私は多分この地に来て人を癒すための声を手に入れたんだって確信してた。
だってその時には東京にいた時にずっと感じていた喉の支えや首の力みがすっかりとなくなっていたんだもん。
実は数日前から車を運転しながら歌を歌っていたけど、声がみるみる変わっていて。なんていうのか歌声が喉を通る時にすごく高い空気の音みたいなのが綺麗に入るようになったの。
そして彼女のヒーリングの後更に楽になった。
べつに彼女は美しい歌声をくれる人な訳ではないけど、明らかに私の身体は変化を感じていた。
パトリシアは私にちょっと歌ってみてよ、って言うからちょっと歌ってあげたら自分でもびっくりするくらいすごく優しい、柔らかな声が、空間に広がった。
声はね、エネルギーであり、歌は癒しをのせるのにぴったりだよ。
私はこの声が私の声ってことにびっくりしたし、東京に帰ってこの歌い方を鍛えてものにしよう、もっと綺麗な音が出るように色々なフィールドを用意して経験を積もう、そんなことを思いました。
まだこの声の出し方で上手に音程が取れないから…
私はボーカリストや声の表現者としての活躍はまだまだだけど、これからどんな風にしていこうか、どんなところで歌っていくのか、またどんな声やうたを作り上げていくのか、なんだかとても楽しみな気持ちです。
パトリシア、ありがとう。
最後にハグをしてお別れ。
きっとまた会うのかもしれない。
続く
パトリシア編は次が最後です。
